教育

先導的薬剤師養成プログラム

先導的薬剤師養成プログラムへの岡山大学の2011年度の取り組みとその成果

education_education_program01高齢化社会の進行や地域医療の崩壊が社会問題となる中で、国民の多様な健康へのニーズに的確に応え、医療現場での医薬品適正使用や、副作用の防止等だけでなく、新たな医薬品の開発の研究はもとより、感染症への的確な対応、食品や環境の安全の確保等をも含めて、国民の健康に対する多様なニーズに対応できる指導的な薬剤師の養成が重要となっており、これに対応できる教育システムや内容の開発、改善が求められている。このような中で、「先導的薬剤師養成に向けた実践的アドバンスト教育プログラムの共同開発」の事業(以下、「先導的薬剤師養成プログラム」)は、全14国立大学薬学部の連携のもとに、広範な職域において指導的な立場で活躍できる先導的な薬剤師を養成する教育プログラムの展開を実践的に進め、さらには薬学教育全体の改善に寄与しようとするものである(http://www.phs.osaka-u.ac.jp/sendouteki/index.html)。

education_education_program02本年度は昨年度に引き続き、本学は東北大学、東京大学とともに、本事業の中で「長期課題研究及びアドバンスト教育プログラム」の実践的開発を担当することとしており、特に研究能力を有する薬剤師養成、および臨床と結びついた教育研究の推進の観点から、

  1. 講演会・キャリアパスワークショップの実施
  2. 論文や国際、国内学会における学生による研究発表等の促進
  3. 教育内容の整備
  4. 図書、教育機器等による教育環境の整備

等を、以下のように進めてきている。以下に、1 および 2 の実施について紹介する。

  1. 7月14日に神戸市立医療センター中央市民病院薬剤部長の橋田 亨先生においでいただき、ご講演いただくとともに、学生の実務実習に基づくワークショップにご参加いただき、貴重なご意見をいただいた(写真)。また、10月14日には、医薬品医療機器総合機構の岡村敏行博士などお二人の先生をお招きし、行政の場で必要とされる研究能力等についてお話しいただいた。また、24年1月には、アステラス製薬の島崎 眞博士に、企業での経験等をもふまえたお話をいただく予定である。
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  2. すでに本年度に薬学科6年次および5年次学生が共著者となっている計10篇の論文が専門誌に掲載または掲載確定となっており、また本年度78件の学会発表が薬学科学生の寄与のもとに実施され、そのうち学生本人による発表が44件となっている。
     

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