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一酸化窒素の細胞生死に対する二面性作用機構(Proc. Natl. Acad. Sci. USAに掲載)

薬効解析学分野の上原 孝教授らは一酸化窒素(NO)と脳神経細胞生死に関する研究成果を,日本時間6月7日にProc. Natl. Acad. Sci. USA(米科学アカデミー紀要)にて発表しました.適量のNOは記憶形成や血圧調節などに関わっていますが,高濃度では細胞死を引き起こします.上原教授らは低濃度NOと特異的に結合する蛋白質を網羅的に探索し,その一つとしてPTENと呼ばれる脱リン酸化酵素を発見しました.PTENはNOと結合することで活性が抑制されて,生存シグナル(抗アポトーシス)を亢進することがわかりました.この研究を介して,NOがPI3-KーAkt経路の活性制御スイッチ分子として働いていることが世界で初めて明らかとなりました.この経路に対する作用薬の開発を行うことで,より効果的な脳梗塞の治療につながることが期待されています.なお,本研究成果は岡山大学HPのトップページ(新着ニュース),山陽放送・瀬戸内海放送のTVニュース,山陽新聞東京新聞などの紙面やWEBにて紹介されました.
#本研究は文部科学省科学研究費 新学術領域研究(研究領域提案型)「活性酸素シグナル」,基盤研究(B),挑戦的萌芽研究の助成を受けて行われたものです. 

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