研究プロジェクト

成均館大学薬学部(韓国)との教育連携(平成25年度)

成均館大学薬学部(韓国)との交流事業が本格化

岡山大学薬学部では、9月の成均館大学薬学部(School of Pharmacy, Sungkyunkwan University)(韓国)を訪問しての学部学生の体験的英語授業聴講事業に続く「日韓の薬学教育システム比較に基づく双方向的学生教育支援」事業*の一環として、12月11日(水)~14日(土)の日程で成均館大学薬学部から教員4名と大学院学生7名を招聘し、両大学間の研究交流に向けた合同シンポジウムと両大学の学生の卒業研究発表についての合同討論会を開催しました。(先端薬学教育開発センター)

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1.第1回日韓薬学研究合同シンポジウム

12月12日(木)の午後に合同シンポジウムを開催(参加者数:教員30数名、学生40数名)しました。岡山大学薬学部から5名、成均館大学薬学部から4名の教員による最新の研究成果および研究の方向性について紹介があり、会場からの非常に活発な質疑応答がありました。ポスター(PDF)

2.第1回日韓卒業研究発表合同討論会

12月12日(木)の午前と午後に分かれて、岡山大学薬学部薬学科6年次学生全員(44名)の卒業研究発表と成均館大学薬学部の大学院学生(7名)の研究発表(ポスター形式)を合同で行いました。発表者は、岡山大学の教員からの質問だけでなく、成均館大学の教員からの活発な質問やコメントには英語で答えました。ポスター(PDF)

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3.研究交流に向けた個別研究懇談

成均館大学薬学部の教員は、滞在期間中に岡山大学薬学部のそれぞれの専門領域に関連する研究室(2~3研究分野)を訪問し、お互いの研究の指向性や最新の研究成果について有益な意見交換を行いました。

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4.学生間の交流

成均館大学薬学部からの大学院学生7名は、滞在期間中に薬学部内のツアーや岡山大学キャンパス・アジア事業と連携しての英語による「共通善」の講義などを通して、岡山大学薬学部の学部学生・大学院生との交流を深めました。

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*上記の事業は、平成25年度岡山大学「大学機能強化戦略経費」で実施されました。

 

大学院ジョイント・デグリー・コースの開設に向けての訪問と英語授業の体験的聴講のための学部学生の派遣

 平成25年9月9日から11日の3日間、森山芳則薬学部長、黒崎勇二先端薬学教育開発センター長ほか薬学部の「日韓の薬学教育システム比較に基づく双方向的学生教育支援」事業(以下、日韓双方向的学生教育支援事業)に関係する教員3名が大韓民国のトップクラスの大学である成均館大学薬学部(Sungkyunkwan University, Suwon)を訪問しました。

岡山大学薬学部の訪問団は、K.H. Chung成均館大学薬学部長をはじめとする教育・研究担当の教員団と3日間にわたる緊密な協議を重ね、両国の薬学教育システムの比較、両大学が有する特徴的な教育システム、両大学の国際的な研究力、両大学の教育の国際化のビジョン、両大学の教員間での共同研究の推進などについて積極的な情報の共有化を図ることができました。

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 この度の訪問で、両学部は、これまでの学術交流の実績を基に、継続的な研究・教育交流を図り、両大学の教員が協力して教育・研究指導を行うことで国際的に薬学研究をリードする人材育成を図る大学院博士課程(博士後期課程も含む)のコースとして両大学の教員による共同指導による博士学位論文研究を実施するジョイント・デグリー・コースの開設を目指すことで合意しました。大学院のジョイント・デグリー・コースは、開設されれば薬学系では国内初となる試みです。また、学部レベルでの教育交流は、学生の本コースへの進学動機に繋がる有意義な事業であり継続的な交流の実践に向けて両学部が協力することになりました。

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 学部レベルでの教育交流として、この度の訪問事業では、岡山大学薬学部の学部学生5名が成均館大学薬学部で行われている英語による薬学専門科目の体験的聴講に参加しました。2日間にわたり2科目の英語授業を成均館大学薬学部学生と共に履修したほか、学部学生や大学院学生と積極的な交流を行いました。

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 今年度の日韓双方向的学生教育支援事業については、11月にシンガポールで開催される「6th Asian Association of Schools of Pharmacy Conference 2013」で紹介するほか、12月には成均館大学の教員および大学院学生を岡山大学薬学部で開催される薬学科卒業研究発表会に合わせ招聘し、両大学の最先端の研究を紹介して今後の共同研究について討議する合同シンポジウムと学生同士の研究発表における質疑応答を企画しています。このような学部学生としての研究・教育での国際交流を継続することで、将来、国際交流を経験した学生が大学院でのジョイント・デグリー・コースへの進学を志望することが期待されます。
 

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(文責:黒崎) 

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