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第6回食品薬学シンポジウムの開催にあたって

 
 日本薬学会生薬天然物部会主催のシンポジウムとして、食の機能性と生薬・天然物をつなぐ観点から、これまでに計5回の食品薬学シンポジウムが開催されてまいりましたが、今般、岡山大学におきまして第6回の同シンポジウムを開催する運びとなりました。

 本第6回シンポジウムにおきましては、「食」および「薬」として使用される植物資源をはじめ、各種の天然資源とその薬学的応用、およびその関連の話題について広い観点から討論を行うこととしております。特に、本シンポジウムに創設時から関わられた京都薬科大学名誉教授 吉川雅之先生には、特別講演をお願いいたしております。また、企画講演といたしまして、食品機能性表示や、遺伝子解析技術の食品・植物への応用などについての3題の講演、さらに関係領域での研究のあり方に関する教育講演をも別掲のようにご依頼しております。これらとともに、多くの研究グループの皆様から一般講演をいただけるものと存じます。

 「食」および「薬」に関する最近の研究に関する討論の深化が、多くの方々のご参加のもとに実現できる場になれば幸甚に存じます。

第6回食品薬学シンポジウム実行委員会
実行委員長 波多野 力