研究室

救急薬学(名倉弘哲)[研究者向け]

研究室の目標

  1. 救急薬学の学問が確立・発展するために、救急医療に関連した薬学教育・研究を介して我が国の医療に貢献します
  2. 救急薬学を通じ、岡山大学薬学部および大学院医歯薬学総合研究科における教育の充実を図るとともに大学病院と薬学部の連携を担います
  3. 地域医療に貢献し、薬剤師会・病院薬剤師会との交流に寄与いたします

研究の概要

現在日本の医療費は年々増加の一途をたどっています。その原因として、高齢者の増加や医療の進歩による高価な機器、抗がん剤や分子標的薬といった高価な薬剤、慢性疾患の増加などさまざまな要因が挙げられており、医療費の削減は急務です。薬剤費については全医療費の20%を占めており、薬剤に関する経済的評価が重要視され始めています。

当研究室では、救急医療における出血性ショックに対する輸液の選択性評価、さらには切除不能な進行・再発の直腸・結腸がんの3次治療におけるセツキシマブとパニツムマブの費用対効果分析などの薬剤経済的研究をはじめ、糖尿病初期治療や本態性高血圧初期治療におけるにおける処方選択基準の医学的根拠に関する研究といった臨床研究、すなわち救急薬学に関連するドライリサーチを推進していきます。

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最近の主な発表論文

黒田真生、上島智、佐藤智昭、小曳恵里子、河崎陽一、松永尚、名倉弘哲、千堂年昭
バンコマイシン初回投与および個別投与設計における日本人を対象とした新規 GFR 推算式の有用性
薬学雑誌 132(1): 125-133 2012

Narimatsu S, Nakata T, Shimizudani T, Nagaoka K, Nakura H, Masuda K, Katsu T, Koeda A, NaitoS, Yamano S, Miyata A, Hanioka N. Regio- and stereoselective oxidation of propranolol enantiomers by human CYP2D6, cynomolgus monkey CYP2D17 and marmoset CYP2D19. Chem-Biol Interact. 189(3):146-52. 2011

今村牧夫、名倉弘哲、武本千恵 がん患者に対する薬剤師外来の有用性の検討, 医療薬学 36:85-98 2010

Kuze J. Mutoh T. Takenaka T. Morisaki K. Nakura H. Hanioka N. Narimatsu S. Separate evaluation of intestinal and hepatic metabolism of three benzodiazepines in rats with cannulated portal and jugular veins: comparison with the profile in non-cannulated mice. Xenobiotica. 39(11):871-880. 2009

相良英憲、北村佳久、岡崎宏美、名倉弘哲、千堂年昭 病院実務実習における改善項目抽出法の検討, 医療薬学 35(3) : 202-208, 2009

Narimatsu S, Kazamori D, Masuda K, Katsu T, Funae Y, Naito S, Nakura H, Yamano S, Hanioka N. The Mechanism causing the difference in kinetic properties between rat CYP2D4 and human CYP2D6 in the oxidation of dextromethorphan and bufralol. Biochem. Pharmacol. 1:77(5):920-31. 2008

教員紹介

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名倉 弘哲
Hironori NAKURA
専門分野 救急薬学、薬物代謝、医療薬学
所属学会 日本薬学会、日本医療薬学会、日本社会薬学会、日本褥瘡学会、日本プライマリケア連合学会、日本臨床救急医学会、岡山県病院薬剤師会、岡山県薬剤師会学術委員

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