アドミッション・ポリシー(2024年度以前入学生用)

薬学部

教育内容・特色

薬学とは、以下の各要素からなる、総合的な学問です。

  1. 解析:生命現象、疾病原因の分子基盤を解き明かす。
  2. 創出:機能を制御できる物質を創出する。
  3. 活用:開発・発見された物質の活用法を最適化し、さらには新たな活用の方策を創案する。

岡山大学薬学部では、これらの活動を担う人材を育成するために、関連する基礎、応用の科学、技術を修得させ、また自ら新しい知を創生するための、実践力、探求力、コミュニケーション力、専門力、教養力を練磨します。
さらに、社会的使命・倫理観を持ってその成果を正しく活用し、持続的・恒久的な国際社会の発展に寄与する人材を育成します。
このため、薬学部では所属学生に対し、解析・創出・活用に共通の教育基盤を与え、薬学科では特にヒトに対する物質の「活用」を担うための専門的知識をみにつけた人材(薬剤師)を、創薬科学科では、解析・創出・活用に係わる研究開発を担う人材を育成し、人々の健康の維持・増進に、持続的・恒久的に寄与することを目指します。

求める人材

薬学とは、化学、生物学、物理学などの基礎科学からバイオテクノロジーなどの応用科学までも含んだ生命科学であり、人間の生命・生活にとって有益な「薬」を開発、製造、適正使用するための科学技術の基本となる学問領域です。岡山大学薬学部では、薬学を学ぶ人材として、以下のような人を求めます。

  1. 優れた倫理観を有し、研究心・探求心を持ち続け、高度な知識と最先端の技術および他者と共感・協働できるコミュニケーション力を身に着けた薬剤師あるいは創薬研究者として活躍したいと考えている人
  2. 大学院博士課程・博士後期課程に進学し、将来の薬学あるいは創薬科学関連分野を担う研究者や教育者を目指したいと考えている人
  3. 専門分野に関連する科目への高い理解度と応用力が期待できる人
  4. 高等学校卒業レベルの幅広い基礎学力と教養を有する人
創薬科学科

教育内容・特色

創薬科学科では、解析・創出・活用の全てにわたり、ヒトを含む生命や、その変化(疾病・病態)との関連を視野に入れた研究開発を遂行するための専門的知識技能を教育します。さらに、これらを基にした新たな知の創生を行うために、実践力、探求力、コミュニケーション力、専門力、教養力を練磨し、もって国際社会における創薬・医療分野の持続的・恒久的な発展に貢献する人材を育成します。

求める人材

創薬科学科では、将来、薬に関わる研究・開発を担う人を育成するため、更に、以下の要素を併せ持つ人を求めます。

  1. 創薬・医療に関わる人にふさわしい優れた倫理観を有し、研究心・探求心をもち続け、高度な知識と最先端の技術および他者と共感・協働できるコミュニケーション力を身につけて、創薬科学関連分野で活躍したいと考えている人
  2. 大学院博士後期課程に進学し、将来の創薬科学を担う研究者や教育者として、国の内外で活躍したいと考えている人

入学者選抜の基本方針

  • 一般選抜(前期日程)
    5教科7科目(化学は必須)の大学入学共通テストを課し、高等学校卒業レベルの総合的基礎学力を評価します。個別学力検査では、数学・理科2科目(物理・生物のいずれかと化学)・外国語(英語)を課し、創薬科学科で学ぶ上で基盤となる科目への理解度と応用能力を評価します。
  • 総合型選抜(大学入学共通テストを課すもの)
    調査書と自己推薦書を通して、自己表現力や学習意欲を総合的に判断します。また小論文及び面接により、大学で学ぶ専門領域についての関心や研究心の高さ、自己表現力やコミュニケーション能力、理解度、意欲など、創薬科学科で学ぶ上での適性を評価します。さらに、5教科7科目(化学は必須)の大学入学共通テストを課し、高等学校卒業レベルの総合的な基礎学力を評価します。
  • 私費外国人留学生特別選抜
    日本留学試験(化学は必須)を課し、基礎学力ならびに日本語能力を評価します。その上で、理科2科目(物理・生物のいずれかと化学)・外国語(英語)の学力検査により、基礎的知識、応用力、理解度を評価します。また面接を課し、多面的な質問を行い、創薬科学科で学ぶ上での学習意欲、研究心の高さ、コミュニケーション能力など、適性を総合的に評価します。
  • 国際バカロレア選抜
    成績評価証明書、自己推薦書、評価書を通して、基礎学力、自己表現力、意欲を総合的に判断し、創薬科学科で学ぶ上での適性を書類審査により評価します。

学力の3要素

薬学科

教育内容・特色

薬学科では、ヒトの健康を目的として物質を活用する。すなわち薬剤師としての業務を遂行するための専門的知識・技能・態度を教育します。さらに、これらを基にした解析・創出をも含む新たな知の創生 を行うために、実践力、探求力、コミュニケーション力、専門力、教養力を練磨し、もって国際社会における医療・衛生分野の持続的・恒久的な発展に貢献する人材を育成します。

求める人材

薬学科では、将来、薬の専門家として先進医療を推進する人を育成するため、更に、以下の要素を併せ持つ人を求めます。

  1. 薬剤師にふさわしい優れた倫理観を有し、研究心・探求心をもち続け、高度な知識と最先端の技術および他者と共感・協働できるコミュニケーション力を身につけた薬剤師として活躍したいと考えている人
  2. 大学院博士課程に進学し、将来の薬学関連分野を担う研究者や教育者を目指したいと考えている人

入学者選抜の基本方針

  • 一般選抜(前期日程)
    5教科7科目(化学は必須)の大学入学共通テストを課し、高等学校卒業レベルの総合的な基礎学力を評価します。個別学力検査では、数学・理科2 科目(物理・生物のいずれかと化学)・外国語(英語)を課し、薬学科で学ぶ上で基盤となる科目への理解度と応用能力を評価します。面接では、将来薬剤師として求められるコミュニケーション能力、倫理観および研究への関心の高さを評価します。
  • 総合型選抜(大学入学共通テストを課すもの)
    調査書ならびに自己推薦書を通して、自己表現力や学習意欲を総合的に判断します。また小論文と面接により、大学で学ぶ専門領域についての関心や研究心の高さ、自己表現力やコミュニケーション能力、理解度,意欲など、薬学科で学ぶ上での適性を評価します。さらに,5教科7科目(化学は必須)の大学入学共通テストを課し、高等学校卒業レベルの総合的な基礎学力を評価します。
  • 私費外国人留学生選抜
    日本留学試験(化学は必須)を課し、基礎学力ならびに日本語能力を評価します。その上で、理科2 科目(物理・生物のいずれかと化学)・外国語(英語)の学力検査により、基礎的知識、応用力、理解度を評価します。また面接を課し、多面的な質問を行い、薬学科で学ぶ上での学習意欲、将来薬剤師として求められるコミュニケーション能力、倫理観、研究への関心の高さなど、適性を総合的に評価します。
  • 国際バカロレア選抜
    成績評価証明書により基礎学力を、自己推薦書、評価書と面接を通して、自己表現力、意欲、将来薬剤師として求められるコミュニケーション能力を判断し、薬学科で学ぶ上での適性を評価します。

学力の3要素

 

アドミッション・ポリシー(2025年度以降入学生用)

薬学部

薬学部は、以下に掲げた力を身につけた人材を求めます。

    求める人材像

    1. 優れた倫理観を有し、研究心・探究心を持ち続け、高度な知識と最先端の技術および他者と共感・協働できるコミュニケーション力を身につけた薬剤師あるいは創薬研究者として活躍したいと考えている人
    2. 大学院博士課程・博士後期課程に進学し、将来の薬学あるいは創薬科学関連分野を担う研究者や教育者を目指したいと考えている人
    3. 専門分野に関連する科目への高い理解度と応用能力が期待できる人
    4. 高等学校卒業レベルの幅広い基礎学力と教養を有する人

    求める力

    【実践力】
    身につけた知識を利用して、課題解決に挑戦できる。
    【探究力】
    課題を明らかにしようと自ら取り組むことができる。
    【コミュニケーション力】
    自らの疑問や考えを分かりやすく表現でき、他者と協働できる。
    【専門力】
    自然や生命に関する基礎的な知識を備えている。
    【教養力】
    学ぶことに興味を持ち、学びを継続することができる。

    薬学部の選抜方針

    幅広く多様な人材を確保するため、薬学科と創薬科学科のそれぞれの学科で、一般選抜、私費外国人留学生選抜、総合型選抜、および国際バカロレア選抜を実施します。

    薬学部の選抜方法

    学力検査、面接、書類審査を組み合わせて、あるいはいずれか単独で実施し、薬学科あるいは創薬科学科での学修に足る学力と適正を測ります。

    選抜方針・各選抜方法の具体的な考え方

    各学科のアドミッション・ポリシーの該当部分をご参照ください。

    入学者選抜と、学力の3要素との関係

    各学科のアドミッション・ポリシーの該当部分をご参照ください。

    入学前に学習しておくことが期待される内容

    高等学校においては、理科(物理・生物のいずれかと化学)、外国語(英語)、数学、国語、地理歴史・公民、情報を修得していることを望みます。

    創薬科学科

    薬学部の「入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)」を踏まえて、薬学部創薬科学科は、以下に掲げた力を身につけた人材を求めます。

    求める人材像

    1. 創薬・医療に関わる人にふさわしい優れた倫理観を有し、研究心・探究心を持ち続け、高度な知識と最先端の技術および他者と協働できるコミュニケーション力を身につけて、創薬科学関連分野で活躍したいと考えている人
    2. 大学院博士前・後期課程に進学し、将来の創薬科学を担う研究者や教育者として、国の内外で活躍したいと考えている人
    3. 専門分野に関連する科目への高い理解度と応用能力が期待できる人
    4. 高等学校卒業レベルの幅広い基礎学力と教養を有する人

    求める力

    【実践力】
    身につけた知識を利用して、創薬科学に関する課題解決に挑戦できる。
    【探究力】
    創薬科学に関する課題を明らかにしようと自ら取り組むことができる。
    【コミュニケーション力】
    自らの疑問や考えを分かりやすく表現でき、他者と協働できる。
    【専門力】
    自然や生命に関する基礎的な知識を備えている。
    【教養力】
    学ぶことに興味を持ち、学びを継続することができる。

    薬学部創薬科学科の選抜方針

    幅広く多様な人材を確保するため、一般選抜、私費外国人留学生選抜、総合型選抜、および国際バカロレア選抜を実施します。

    薬学部創薬科学科の選抜方法

    学力検査、面接、書類審査を組み合わせて、あるいはいずれか単独で実施し、創薬科学科での学修に足る学力と適正を測ります。

    選抜方針・各選抜方法の具体的な考え方

    • 一般選抜(前期日程)
      6教科8科目(化学は必須)の大学入学共通テストを課し、高等学校卒業レベルの総合的基礎学力を評価します。個別学力検査では、数学・理科2科目(物理・生物のいずれかと化学)・外国語(英語)を課し、創薬科学科で学ぶ上で基盤となる科目への理解度と応用能力を評価します。
    • 私費外国人留学生特別選抜
      日本留学試験(化学は必須)を課し、基礎学力ならびに日本語能力を評価します。その上で、理科2科目(物理・生物のいずれかと化学)・外国語(英語)の学力検査により、基礎的知識、応用力、理解度を評価します。また面接を課し、多面的な質問を行うことで、創薬科学科で学ぶ上での学習意欲、研究心の高さ、コミュニケーション能力など、適性を総合的に評価します。
    • 総合型選抜(大学入学共通テストを課すもの)
      調査書と自己推薦書を通して、自己表現力や学習意欲を総合的に判断します。また小論文と面接により、大学で学ぶ専門領域についての関心や研究心の高さ、自己表現力やコミュニケーション能力、理解度、意欲など、創薬科学科で学ぶ上での適性を評価します。さらに、6教科8科目(化学は必須)の大学入学共通テストを課し、高等学校卒業レベルの総合的な基礎学力を評価します。
    • 国際バカロレア選抜
      成績評価証明書、自己推薦書、評価書を通して、基礎学力、自己表現力、意欲を総合的に判断し、創薬科学科で学ぶ上での適性を書類審査により評価します。

    入学者選抜と学力の3要素との関係

    (注)◎は特に重視する要素、〇は重視する要素、☆は総合的な判断となる要素各要素に対する資料は、「主とする資料」であり、それ以外の要素でも活用する場合があります。

    入学前に学習しておくことが期待される内容

    高等学校においては、理科(物理・生物のいずれかと化学)、外国語(英語)、数学、国語、地理歴史・公民、情報を修得していることを望みます。

    薬学科

    薬学部の「入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)」を踏まえて、薬学部薬学科は、以下に掲げた力を身につけた人材を求めます。

    求める人材像

    1. 薬剤師にふさわしい優れた倫理観を有し、研究心・探究心を持ち続け、高度な知識と最先端の技術および他者と共感・協働できるコミュニケーション力を身につけた薬剤師として活躍したいと考えている人
    2. 大学院博士課程に進学し、将来の薬学関連分野を担う研究者や教育者を目指したいと考えている人
    3. 専門分野に関連する科目への高い理解度と応用能力が期待できる人
    4. 高等学校卒業レベルの幅広い基礎学力と教養を有する人

    求める力

    【実践力】
    身につけた知識を利用して、薬学や関連分野に関する課題解決に挑戦できる。
    【探究力】
    薬学や関連分野に関する課題を明らかにしようと自ら取り組むことができる。
    【コミュニケーション力】
    自らの疑問や考えを分かりやすく表現でき、他者と協働できる。
    【専門力】
    自然や生命に関する基礎的な知識を備えている。
    【教養力】
    学ぶことに興味を持ち、学びを継続することができる。

    薬学部薬学科の選抜方針

    幅広く多様な人材を確保するため、一般選抜、私費外国人留学生選抜、総合型選抜、および国際バカロレア選抜を実施します。

    薬学部薬学科の選抜方法

    学力検査、面接、書類審査を組み合わせて、あるいはいずれか単独で実施し、薬学科での学修に足る学力と適正を測ります。

    選抜方針・各選抜方法の具体的な考え方

    • 一般選抜(前期日程)
      6教科8科目(化学は必須)の大学入学共通テストを課し、高等学校卒業レベルの総合的基礎学力を評価します。個別学力検査では、数学・理科2科目(物理・生物のいずれかと化学)・外国語(英語)を課し、薬学科で学ぶ上で基盤となる科目への理解度と応用能力を評価します。面接では、将来薬剤師として求められるコミュニケーション能力、倫理観および研究への関心の高さを評価します。
    • 私費外国人留学生選抜
      日本留学試験(化学は必須)を課し、基礎学力ならびに日本語能力を評価します。その上で、理科2科目(物理・生物のいずれかと化学)・外国語(英語)の学力検査により、基礎的知識、応用力、理解度を評価します。また面接を課し、多面的な質問を行うことで、薬学科で学ぶ上での学習意欲、将来薬剤師として求められるコミュニケーション能力、倫理観、研究への関心の高さなど、適性を総合的に評価します。
    • 総合型選抜(大学入学共通テストを課すもの)
      調査書ならびに自己推薦書を通して、自己表現力や学習意欲を総合的に判断します。また小論文と面接により、大学で学ぶ専門領域についての関心や研究心の高さ、自己表現力やコミュニケーション能力、理解度、意欲など、薬学科で学ぶ上での適性を評価します。さらに、6教科8科目(化学は必須)の大学入学共通テストを課し、高等学校卒業レベルの総合的な基礎学力を評価します。
    • 国際バカロレア選抜
      成績評価証明書により基礎学力を、自己推薦書、評価書と面接を通して、自己表現力、意欲、将来薬剤師として求められるコミュニケーション能力を判断し、薬学科で学ぶ上での適性を評価します。

    入学者選抜と、学力の3要素との関係



    (注)◎は特に重視する要素、〇は重視する要素、☆は総合的な判断となる要素各要素に対する資料は、「主とする資料」であり、それ以外の要素でも活用する場合があります。

    入学前に学習しておくことが期待される内容

    高等学校においては、理科(物理・生物のいずれかと化学)、外国語(英語)、数学、国語、地理歴史・公民、情報を修得していることを望みます。

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