学部
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附属施設・協力講座
- 薬用植物園
- 大学病院薬剤部
- 岡山大学自然生命科学研究支援センター ゲノム・プロテオーム解析部門
- 臨床薬学教育研究センター
- 腸健康科学研究センター
- 新興・再興感染症研究基盤創生事業(海外拠点研究領域)
- 成均館大学薬学部(韓国)との教育連携
薬用植物園
薬学部にはなぜ薬用植物園があるのか皆さんご存知ですか?古来より植物は人間とともにあり、近代的な西洋医学が発展する以前から、植物は“くすり”でした。そして今なお植物は“薬”として利用されているのです。例えば、マオウという植物は、乾燥地帯に生息する裸子植物です。この植物の配合された漢方薬(麻黄湯)はインフルエンザの初期に有効性を示唆する報告もあり注目されていますが、一方でその成分のエフェドリンは気管拡張薬・喘息治療薬として利用され西洋医薬品の代表でもあります。また、キジュという植物の成分 ( カンプトテシン) が創薬のもと“種”となりイリノテカンという抗ガン剤が開発されました。このように植物はいろいろな形で私たちの健康に役立っています。薬用資源としての様々な植物を維持栽培し、教育・研究に資するために文部科学省の設置基準に基づき薬用植物園が設置されています。
その来歴としては薬学部西側の薬用植物園(4708㎡)が、昭和53年4月に附属施設となり、引き続き昭和55年3月に管理舎(200㎡)が設置され、翌56年3月には温室(128㎡)が完成し、薬学部の改組により医歯薬学総合研究科の附属施設となり、今日に至っています。園内では日本薬局方に収載されている重要生薬の基原植物をはじめ、主に漢方薬に配合される植物(ジオウやミシマサイコ)、日本の民間薬(ゲンノショウコやキダチアロエ)、ハーブやスパイスとして利用される植物(ウイキョウ、セージや西洋ハッカ類)など、一般に馴染み深いものや、温室内における熱帯、亜熱帯植物まで、現在約500種の薬用植物が栽培されています。当園は、岡山大学唯一の植物園であり、薬学部に隣接している利点を最大限に利用し、薬学部学生の教育における生きた教材として授業や実習などで有効に利用されています。研究面においても貴重な材料供給源として機能しています。平成27年春には「岡山大学の薬用植物園の植物」という当園で栽培している植物を紹介した本が薬学部から発行されました。当園の魅力を広く知ってもらい利用を促進するために大学関係者へ配布しています。
原則一般には非公開の施設ですが、公開講演会や公開講座また岡山大学のホームカミングデイにあわせて一般公開を行っている他、オープンキャンパスや、大学訪問など学部行事の際にもご案内しております。薬剤師研修センターからの依頼を受け、漢方薬・生薬認定薬剤師の植物園実習の受入れを行っており、薬剤師の卒後教育にも貢献しています。外部の方でも研修などでのご利用は可能です(要申込)。
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薬用植物園一般公開
当園は原則一般非公開ですが、社会貢献の一環として春(5月下旬から6月上旬)および秋(9月下旬から10月)に、一般公開を行っています。対象は薬剤師の方から高校生を含む一般市民の方で、無料で行っています。また、薬学への理解を深めてもらうために、植物園の公開に先立ち薬学部の社会連携部会の先生方と協力して公開講演会を行っています。植物園では漢方薬の展示なども行っており、毎回多くの方にご参加いただいております。
大学病院薬剤部
薬学を支えるプロフェッショナルたち
岡山大学病院は「高度な医療をやさしく提供し、優れた医療人を育てます。」を基本理念としています。また、薬剤部の目的・理念は「医薬品のプロフェッショナル集団として、病院内における医薬品のあらゆる問題に責任を持つ」としており、これら目的・理念に基づき患者の皆さまに質の高い有効で安全な薬物療法を提供するとともに、優れた薬剤師を育てるよう努めています。さらに、医療スタッフに対する教育と臨床に即した研究に対応できる薬剤師の育成を目指しています。
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薬剤部は調剤室、薬品管理室、麻薬管理室、製剤室、医薬品情報室、薬剤管理指導室、外来薬剤業務管理室、試験研究室、治験管理室、臨床試験支援室、事務室から成り、総勢約 80 名の薬剤師が在籍しています。現在、薬剤師はそれぞれ各病棟に配置され、薬剤師の職能を生かした安全で有効な薬物療法に貢献しています。一方、研究面においては、患者さんへの適正な薬物療法を念頭においた臨床薬剤学的研究を行っています。さらに、教育面では薬学生のみならず、医学部生・歯学部生・看護学生への基礎・臨床薬理学教育および医療薬学教育を行っています。また、薬剤部(臨床薬剤学分野)には博士課程の大学院生が所属しており、基礎および臨床研究を展開し、その成果を全世界に発信しています。社会人教育面ではがん専門薬剤師、薬物療法専門薬剤師の認定施設でもあり、専門的薬剤師職能の向上に関与しています。 私たち、岡山大学病院薬剤部では業務・研究・教育を行い、患者の薬物治療に責任を持ち、次世代の薬剤師養成に日々努力しています。

岡山大学自然生命科学研究支援センター ゲノム・プロテオーム解析部門
自然生命科学研究支援センターは、生命科学をはじめとする自然科学領域の教育・研究の高度化、学際領域の融合、先端研究の推進、社会との連携等に対応した支援体制を強化することを目的として平成15年度に設置されました。本センターは、4つの部門から構成されております。各部門は互いに連携しながら、多面的な教育研究支援業務を行っています。その中でも、ゲノム・プロテオーム解析部門は薬学部に隣接し、生命科学分野の研究を活発に行える施設です。 「ゲノム」という言葉をご存じですか?「プロテオーム」はおそらく初耳だと思います。私たち生き物は、ひとりひとりが体の作りから考え方まで、それぞれの設計図を持っています。これがゲノムです。ゲノムは遺伝子という部品からできています。生物の設計図を詳しく調べる学問をゲノム解析といいます。プロテオーム解析は、設計図に従って何がどのように働いているか調べる学問です。私たちの部門では、このための最新の機器を備えて研究や教育に役立てています。また、遺伝子の働きを調べたり、もっと役に立つ生物を作るために、設計図を少し変えた生物を作ることを「遺伝子組換え」と呼んでいます。「遺伝子組換え生物」をきちんと管理するのも私たちの部門の重要な役割になっています。
ゲノム・プロテオーム解析部門の設備
ゲノム・プロテオーム解析部門は共同利用施設です。岡山大学内外の研究者や学生さんの研究を支援するために最新鋭の実験機器が整備されています。当部門では遺伝子の構造から遺伝子に保存されているタンパク質の情報まで幅広く研究をすることができます。
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プロテオーム解析システム
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プロテオーム解析システムは、細胞や組織にどのようなタンパク質が存在しているかを網羅的に解析することができます。また、タンパク質の相互作用や発現解析、ガンなどの疾病のマーカータンパク質の探索などタンパク質に関するあらゆる解析が行えます。
臨床薬学教育研究センター
岡山大学薬学部では、2017年1月、鹿田キャンパス内に臨床薬学教育研究センターを設置しました。鹿田キャンパスは、最先端医療を行っている全国有数の特定機能病院であり薬学科学生が5年次に病+院実務実習を受ける岡山大学病院を中心に、医学部、歯学部、薬学部、医学部保健学科(医・歯・薬・看)がそろう医療系に特化したキャンパスです。薬学科学生は臨床薬学教育研究センター所属教員等の指導の下、鹿田キャンパスで低学年から早期体験を行ったり人体解剖学を学びます。4年次からは最新設備が整った医歯薬融合型教育研究棟で臨床系薬学教育を本格的に学び臨床現場に出るための準備教育を受けます。臨床薬学教育研究センター所属教員の研究室も鹿田キャンパスにあり様々な臨床研究が行えます。
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臨床薬学教育研究センターは、病院実務実習と薬局実務実習の計画や改善のために、県の病院薬剤師会・岡山大学病院薬剤部や薬剤師会と協議を行っています。
腸健康科学研究センター
「腸健康科学研究センター」は、令和6年4月に全学センターとして設置されました。
腸疾患は罹患率の最も高い疾病の一つであり、全世界では下痢症などの急性腸疾患によってエイズやマラリアを上回る150万人が死亡しています。一方、わが国では潰瘍性大腸炎などの慢性腸疾患が増加しています。
このような社会情勢を鑑み、本学の研究マネジメント体制のもと、多分野統合型の研究体制・組織を構築し、人(患者と健常者)のデータを利活用した網羅的な腸研究を推進し、社会実装へ繋げ、腸と人の健康増進に貢献すること目指し、設置されたものです。
新興・再興感染症研究基盤創生事業(海外拠点研究領域)

- NICED 玄関に飾られたプレート
岡山大学では文部科学省の「新興・再興感染症研究拠点形成プログラム」に採択され、2007年9月度にインド感染症共同研究センター(インド研究拠点)を開設しました。そして、同省「感染症研究国際ネットワーク推進プログラム」を経て、日本医療研究開発機構(AMED)「感染症研究国際展開戦略プログラム 」、さらに現在は、同機構「新興・再興感染症研究基盤創生事業(海外拠点研究領域)(2020~2024年度)」に参画しています。
インド研究拠点はコルカタ市にあるNational Institute of Cholera and Enteric Diseases(NICED、インド国立コレラ及び腸管感染症研究所)内に設置され、岡山大学からは複数の教員と事務職員が派遣され、常駐しています。
成均館大学薬学部(韓国)との教育連携
スーパーグローバル大学へ向けての薬学系の取組み:
-成均館大学薬学校との研究・教育連携の深化-

- 協定書署名式(平成26年11月20日、岡山大学薬学部) (前列左より)谷本光音 研究科長、荒木 勝 副学長、J.M.Cho 副学長、K. H. Chung 薬学校長 (後列)檜垣和孝 薬学部長(左から3番目)他
岡山大学薬学部(大学院薬科学専攻)は、韓国の有力大学である成均館大学薬学校(韓国、Suwon (水原))との間で以下の研究・教育交流を実施しています。
1.博士学位ダブル・ディグリープログラムの創設
平成27年度から博士後期課程での博士学位のダブル・ディグリープログラム(Double Degree Program)を開設しました。プログラムに参加する学生は両大学院で正規の授業を履修し、両大学の教員による連携研究指導を受け、両大学から博士学位の取得を目指します。
2.成均館大学薬学校への学生の派遣(平成26年9月)

- 成均館大学(ソウルキャンパス)正門
成均館大学での英語で実施される薬学専門科目の授業を体験聴講するために7名の薬学部学生を成均館大学に派遣しました。
3.大学院連携教育のトライアル実施(平成26年11月)
大学院での国際教育連携として、成均館大学薬学校の有機化学系教員2名(Y.H. Jung教授、I.S. Kim准教授)を招聘し、講義およびセミナーを実施しました。
4.成均館大学薬学校からの短期留学生の受入れ(平成27年2月)
キャンパス・アジア事業のナノ・バイオテクノロジーコース(2週間)の学生として、成均館大学薬学校の5名の学部学生を受入れ、特別講義・研究室訪問・フィールドワークなどのプログラムを実施しました。
















