こんなことを研究しています

私たちの生命活動は、生体内にあるさまざまなタンパク質がそれぞれ機能することで維持されています。あるタンパク質が体の中でうまくはたらかなくなると病気になりますし、またタンパク質のはたらきをうまく調節する化合物を見つけることができると、治療薬になり得る可能性を持っています。タンパク質がはたらく仕組み、薬が作用する仕組みを、タンパク質のかたち−立体構造−を調べ、そのかたちから理解しようとする学問が構造生物学です。

私たちは、味覚をはじめとする感覚受容に関わるタンパク質や、その他薬学・医学・歯学研究において重要となるタンパク質を対象に、構造生物学研究を行っています。さらに、タンパク質のはたらきを調べる機能解析も並行して行っています。さらに、これらのタンパク質の構造や機能を調べるための技術開発研究も進めています。例えば、タンパク質の構造やはたらきを調べるのに役立つ人工タンパク質の創製も行っています。これらの研究を組み合わせることで、タンパク質が機能するしくみ・それらによって織りなされる生命機能を理解することを目指します。

教員紹介

  • 山下 敦子/Atsuko YAMASHITA
    専門分野:構造生物学
  • 安井 典久/Norihisa YASUI
    専門分野 タンパク質科学

受験生、在学生にひとこと

研究は、この世界を知るために未知の海に船を出す冒険です。素晴らしい海路もあれば、嵐の日も苦しい旅もあります。そんな日々を経て、何かを見つけるとびきりのわくわくに出会えます。一緒に航海に出ませんか?せっかくなら、まだ誰も行ったことのない、遥か遠いところまで!

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