上原 孝 教授が第53回日本毒性学会において学会賞を受賞

2026.09.18

令和8年72日、第53回日本毒性学会において、薬効解析学分野の上原 孝教授が、第202026年度学会賞を受賞し、表彰状が授与されました。

今回、上原教授は「タンパク質付加体形成を介した毒性・薬理メカニズムの解明」に関する一連の研究業績が高く評価されました。

上原教授は、一酸化窒素、メチル水銀、環境親電子物質によるタンパク質修飾に着目し、それらが細胞内シグナル伝達やエピジェネティック制御などに及ぼす影響を明らかにしてきました。また、これらの研究を通じて、内因性・外因性化学物質によるタンパク質の共有結合修飾を統合的に捉える「付加体科学」という新たな研究領域の構築・発展に貢献するとともに、修飾反応を制御する化合物の開発など、創薬への応用にも研究を展開してきました。さらに、日本毒性学会付加体科学部会の設立や第51回日本毒性学会学術年会の年会長を務めるなど、学術コミュニティの形成や次世代研究者の育成にも尽力してきました。これらの研究成果と学会活動への貢献が総合的に評価され、今回の受賞につながりました。

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