カリキュラム・ポリシー(2024年度以前入学生用)

薬学部

薬学部では,本学部ディグリー・ポリシーに掲げる5つの学士力(人間性・倫理観に富む教養,目的につながる専門性,情報を的確に収集・活用できる情報力,時代と社会をリードする行動力,生涯に亘る自己実現力)を備え世界の多様な課題に取り組み,人類社会の持続的・恒久的な発展に貢献できる人材を育成するため,教養教育科目と専門教育科目で構成される体系的なカリキュラムを提供しています。
1・2年次には,外国語,リベラル・アーツ,スポーツなどの全学規模で開講される教養教育科目に加え,各学科で開講する専門基礎科目やガイダンス科目および専門科目を通じ,専門教育の基本となる知識や技術について学びます。3年次以降,各学科でより専門性の高い専門教育科目を履修するとともに,それまでの専門教育科目で修得した知識を,自ら実践・確認しより深く理解するため,実習科目が設定されています。さらに,卒業研究として各研究分野の最先端の研究テーマに取り組むことにより,それまで学習した理論,技術,知識を実践的問題に応用して,専門知識の修得のみならず課題探求能力,行動力等も身につけさせる教育を行っています。学習成果は,授業の特性に合わせ,試験・レポート・授業での課題等により,実験や実習では,授業での課題の実施状況やレポート等で総合的に評価します。課題研究では,課題への取り組み状況や成果等の発表の状況により評価を行います。また,学期ごとに各学生の学習状況を確認し,必要に応じて個人指導を行っており,一定の単位修得条件を満たした学生が,進級および学位を認定されます。

創薬科学科

「人間性・倫理観に富む豊かな教養」を涵養するために,教養教育科目や倫理教育を含むガイダンス科目を提供します。
「目的につながる専門性」を修得するために,物理化学・分析化学,有機・無機化学,生命科学系の基礎科目を提供するとともに,それらと有機的に関連付けた薬理・薬剤系の応用科目を提供します。
「情報を的確に収集・活用できる情報力」を獲得するために,合目的に広範な情報を収集し,的確に分析・精選した情報を活用できる演習・実習科目を提供します。
「時代と社会をリードする行動力」を身につけるため,研究能力を培う薬学系実習や卒業研究実習を提供します。
「生涯に亘る自己実現力」を育成するために,コミュニケーション能力と共感的態度を培う教養教育科目を提供します。

薬学科

「人間性・倫理観に富む豊かな教養」を涵養するために,教養教育科目やガイダンス・入門・倫理科目を提供します。
「汎用的な知識と技能に基づく基礎的専門性」を修得するために,物理・化学・生物系の基礎科目と実習関連科目を提供します。
「ヒトの健康と医薬品に関わる知識と技能に基づく応用的専門性」を培うために,基礎科目に関連付けた衛生系,薬理・薬剤系の応用科目と実習関連科目を提供します。
「臨床・研究に関わる専門性と倫理観」を培うために,応用科目に関連付けた臨床系科目と実務実習・卒業研究を提供します。
「情報を的確に収集・活用できる情報力」を獲得するために,合目的に広範な情報を収集し,的確に分析・精選した情報を活用できる演習・実習関連科目を提供します。
「時代と社会をリードする行動力」を身につけるため,日本語でのコミュニケーション能力を培う科目,外国語教養教育科目,実践能力を培う実務実習や卒業研究を提供します。
「生涯に亘る自己実現力」を育成するために,共感的態度やコミュニケーション能力を培う教養教育科目と早期体験科目,及びこれらを礎に他者との関わり方を学ぶ実習関連科目を提供します。

カリキュラム・ポリシー(2025年以降入学生用)

創薬科学科

卒業認定・学位授与の方針(ディグリー・ポリシー)で掲げた力を修得した人材を養成するため、薬学部創薬科学科として以下の方針及び考え方に基づき、教育課程を編成し、実践します。

教育の実施方針
薬学部創薬科学科では、本学部ディグリー・ポリシーに掲げる5つの力(実践力、探究力、コミュニケーション力、専門力、教養力)を備え世界の多様な課題に取り組み、人類社会の持続的・恒久的な発展に貢献できる人材を育成するため、全学共通科目、英語科目、専門教育科目で構成される体系的なカリキュラムを提供しています。

【5つの力との対応】
「課題を理解し、自ら進んで解決に挑む実践力」を培うために、合目的に広範な情報を収集し、的確に分析・精選した情報を活用できる演習・実習関連科目を提供します。
「課題を自ら見出し、解決策を考案できる探究力」を培うために、未知の課題に取り組む卒業研究実習を提供します。
「共有・議論できるコミュニケーション力」を育成するために、共感的態度やコミュニケーション能力を培う早期体験科目と言語教育科目、及び研究成果の議論の仕方を学ぶ卒業研究実習を提供します。
「薬学に関する基礎的かつ体系的な専門力」を修得するために、物理・化学・生物系の基礎科目と実習関連科目、基礎科目に関連付けた衛生系、薬理・薬剤系の応用科目と実習関連科目を提供します。
「自然や社会に関する多様な問題に対して好奇心を持ち、生涯にわたり学び続けることができる教養力」を涵養するために、全学共通科目や全学交流科目を提供します。

教育内容の考え方
主体的・対話的で深い学びの視点から、「何を教えたか」から学生が「何ができるようになったか」を重視して、以下の教育内容を提供します。

【共通教育】
全ての学生に共通して求められる汎用的技能の育成を目指し、他の学生と学び合う、共に育ち共に創る実践的な活動を提供します。自分の考えと異なる人との対話や協働を進めるために必要な知識や技能を身につけるカリキュラムを提供します。
【専門教育】
専門領域の内容を体系的に提供することによる深い理解と、異なる専門領域の知識を統合したり、創造したりすることができる機会を提供します。自身の考え方を豊かにする異分野の知識や技能、自身の専門を築いていく体系的かつ基礎的な専門知識及び技能を、学生同士が切磋琢磨することにより身につけるカリキュラムを提供します。
【言語教育】
グローバル社会を生きるうえで必要とされる英語力を伸ばす教育を提供します。聞く、読む、話す、書くを統合した総合力を伸ばすために必要な英語、異分野化理解の科目群を通じて言語を学ぶ初修外国語、留学生には日本語、それぞれを学ぶ機会を提供します。加えて、正課のみならず正課外においても言語を学ぶ機会を提供します。

教育方法の考え方
前述の教育内容を以下の方法で提供します。

①【共通教育】1年次には、全学共通科目と全学交流科目を学びます。
②【専門教育】1年次には、専門基礎科目、および物理化学、分析化学、有機化学、生物化学などの専門科目を学びます。2年次以降では、それらと有機的に関連付けた、衛生系、薬理・薬剤系の応用科目が設定されています。3年次には、実験の基礎を修得するための実験科目と配属された研究室での卒業研究のための準備教育科目を学びます。4年次では、卒業研究を中心とした密度の濃い専門教育を提供しています。講義科目と実験科目の連携により、観察-仮説-実証-報告という薬学研究に共通する方法論を身につけるための授業が提供されています。また、これらの授業の中には、発表や議論する機会が設けられているものも多数あり、情報処理能力、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力、共感力、国際性などが身につきます。最先端の科学を自ら実施することで、社会の要請に応える専門知識と実践的技術を獲得できる内容になっています。
③【言語教育】1年次、2年次では、英語科目を学びます。3年次以降は、専門教育科目として専門分野に関連した英語科目が設定されています。

学修評価の考え方
各科目の学修成果は、定期試験、レポート、発表、授業態度などで評価することとし、その方法はシラバスに、基準及び達成すべき水準は学部学生便覧にそれぞれ明示されています。また、プログラムレベルの学修評価については、別紙4に定めるアセスメントプランに従って実施する。

正課外教育の考え方
学生が授業での学びを越えて自らの成長を実感できる正課外の機会を提供します。

薬学科

卒業認定・学位授与の方針(ディグリー・ポリシー)で掲げた力を修得した人材を養成するため、薬学部薬学科として以下の方針及び考え方に基づき、教育課程を編成し、実践します。

教育の実施方針
薬学部薬学科では、本学部ディグリー・ポリシーに掲げる5つの力(実践力、探究力、コミュニケーション力、専門力、教養力)を備え世界の多様な課題に取り組み、人類社会の持続的・恒久的な発展に貢献できる人材を育成するため、全学共通科目、英語科目、専門教育科目で構成される体系的なカリキュラムを提供しています。

【5つの力との対応】
「課題を理解し、自ら進んで解決に挑む実践力」を培うために、基礎・応用科目を基盤とする臨床系科目と実践能力を培う実務実習を提供します。
「課題を自ら見出し、解決策を考案できる探究力」を培うために、合目的に広範な情報を収集し、的確に分析・精選した情報を活用できる演習・実習関連科目、未知の課題に取り組む卒業研究を提供します。
「共有・議論できるコミュニケーション力」を育成するために、共感的態度やコミュニケーション能力を培う早期体験科目と言語教育科目、及びこれらを礎に他者との関わり方を学ぶ実習関連科目、研究成果の議論の仕方を学ぶ卒業研究を提供します。
「薬学に関する基礎的かつ体系的な専門力」を修得するために、物理・化学・生物系の基礎科目と実習関連科目、基礎科目に関連付けた衛生系、薬理・薬剤系の応用科目と実習関連科目を提供します。
「自然や社会に関する多様な問題に対して好奇心を持ち、生涯にわたり学び続けることができる教養力」を涵養するために、全学共通科目や全学交流科目を提供します。

なお、対応のさらなる詳細については別紙2の通りです。

教育内容の考え方
主体的・対話的で深い学びの視点から、「何を教えたか」から学生が「何ができるようになったか」を重視して、以下の教育内容を提供します。

【共通教育】
全ての学生に共通して求められる汎用的技能の育成を目指し、他の学生と学び合う、共に育ち共に創る実践的な活動を提供します。自分の考えと異なる人との対話や協働を進めるために必要な知識や技能を身につけるカリキュラムを提供します。
【専門教育】
専門領域の内容を体系的に提供することによる深い理解と、異なる専門領域の知識を統合したり、創造したりすることができる機会を提供します。自身の考え方を豊かにする異分野の知識や技能、自身の専門を築いていく体系的かつ基礎的な専門知識及び技能を、学生同士が切磋琢磨することにより身につけるカリキュラムを提供します。
【言語教育】
グローバル社会を生きるうえで必要とされる英語力を伸ばす教育を提供します。聞く、読む、話す、書くを統合した総合力を伸ばすために必要な英語、異分野化理解の科目群を通じて言語を学ぶ初修外国語、留学生には日本語、それぞれを学ぶ機会を提供します。加えて、正課のみならず正課外においても言語を学ぶ機会を提供します。

教育方法の考え方
前述の教育内容を以下の方法で提供します。

①【共通教育】1年次には、全学共通科目と全学交流科目を学びます。
②【専門教育】1年次には、専門基礎科目、および物理化学、分析化学、有機化学、生物化学などの専門科目を学びます。2年次以降では、それらと有機的に関連付けた、衛生系、薬理・薬剤系の応用科目が設定されています。3年次・4年次・5年次では、臨床に関わる専門教育科目と卒業研究のための準備教育科目を学び、6年次では、配属された研究室での卒業研究を中心とした密度の濃い専門教育科目を学びます。講義科目と実験科目の連携により、観察-仮説-実証-報告という薬学研究に共通する方法論を身につけるための授業が提供されています。また、これらの授業の中には、発表や議論する機会が設けられているものも多数あり、情報処理能力、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力、共感力、国際性などが身につきます。最先端の科学を自ら実施することで、社会の要請に応える専門知識と実践的技術を獲得できる内容になっています。
③【言語教育】1年次、2年次では、英語科目を学びます。3年次以降は、専門教育科目として専門分野に関連した英語科目が設定されています。

学修評価の考え方
各科目の学修成果は、定期試験、レポート、発表、授業態度などで評価することとし、その方法はシラバスに、基準及び達成すべき水準は学部学生便覧にそれぞれ明示されています。また、プログラムレベルの学修評価については、別紙3に定めるアセスメントプランに従って実施します。

正課外教育の考え方
学生が授業での学びを越えて自らの成長を実感できる正課外の機会を提供します。

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