創薬研究者を目指す学生がクリエイティブな感性を養う機会として、また、薬剤師を目指す学生が医療人としての人間性を養う機会として、平成25年度より倉敷芸術科学大学芸術学部と連携して交流事業を実施しています。両学部の交流・連携事業について紹介します。

令和4年度制作展に参加した本学学生(令和5年1月17日)

 

芸術学部・芸術研究科 卒業・修了制作展交流事業および薬学部長賞の褒賞

毎年、本学在学生が倉敷芸術科学大学の芸術学部・芸術研究科 卒業・修了制作展を訪問し、同世代の学生の作品に触れ、お互いに交流を深める研修を実施しています。本研修には、希望者は誰でも参加可能です。また、薬学部長賞2~3作品を毎年褒賞しており、これまでの受賞作品の一部は薬学部エントランスなどに展示しています。

薬学部エントランス
(薬学部エントランス)
薬学部に展示しているこれまでの薬学部長賞受賞作品

薬学部1階廊下
(薬学部1階廊下)
(倉敷芸術科学大学)
作品を鑑賞する本学学生

 

「くすりと芸術」共催講演会の開催

倉敷芸術科学大学芸術学部との交流企画の一貫として、「くすりと芸術」というテーマで平成25年10月14日(祝)に共催講演会を開催いたしました。社会 や自然が大きな変化を見せ、我々人間がどうなっていくのか、不安に満ちた時代です。不安にはどうやって対処したらよいでしょうか。一つは薬学を含む科学で す。もう一つは、心を表現していく芸術ではないでしょうか。このような発想のもと開催された講演会では、両学部の教員から様々な話題が提供され、議論が深まりました。

「くすりと芸術」共催講演会
これからの教育と「芸術と科学」討論会

「くすりと芸術」共催講演会
記念講演「技術と芸術と科学」唐木英明倉敷芸術科学大学学長

「くすりと芸術」共催講演会
学術講演「自然がデザインした美しい「かたち」−タンパク質の立体構造と機能、そして薬」 山下敦子教授

「くすりと芸術」共催講演会
「倉敷芸術科学大学芸術学部学生の作品紹介およびその解説」児島塊太郎学部長

「くすりと芸術」

主催:岡山大学薬学部
共催:倉敷芸術科学大学芸術学部
後援:岡山県薬剤師会、岡山県病院薬剤師会、岡山県薬剤師研修協議会
「くすりと健康の週間」協賛企画

10月14日(祝)13:30-18:20(会場13:00)
岡山コンベンションセンター 「レセプションホール」

TOP