プログラム②「国際医療薬学」

フィリピン共和国の薬学系大学の中でトップレベルの薬学専門教育を実施しているセブ島のUniversity of San Carlos(USC)の講義・演習に参加したり、市内の中核病院であるPerpetual Succour Hospital(PSH)や市内薬局では、現地薬剤師から説明を受けたり施設内を見学し、日本との類似点や相違点を学んだりしています。また、他大学が企画した台湾のTaipei Medical University病院薬剤部の見学研修や、タイ王国の Mahidol UniversityやBurapha Universityを拠点とし大学、病院、薬局、JICA・JASSO、日系製薬企業を訪問し、タイにおける薬学研究、医療人材育成、医療ビジネス、社会保障対策の現状を学ぶ目的の研修などにも積極的に参加しています(写真3)。

写真3.海外研修での一コマ.

プログラム③「グローバル健康環境」

岡山大学では、以前からインド国を拠点とした下痢症感染症の予防ー診断ー創薬における国際協同研究を実施しており、薬学系の教員(特任)が、コルカタ市に設置している岡山大学インド拠点に常駐し国立コレラおよび腸管感染症研究所のインド人研究者と国際協同研究を遂行しています。この事業ではインド国での下痢症感染症等の制御を目的として、下痢症の積極的動向調査、安価な経口ワクチンの開発研究、コレラ菌の環境適応に関する研究、下痢原因微生物の変異、病原性、薬剤耐性に関する研究課題に関して研究を行っています

TOP