広範な地域に出向いて見学研修のほか、様々な体験型研修・インターンシップを提供してきました。高齢化が進む瀬戸内海の塩飽諸島では、医師1名と看護師のみで薬剤師不在の医療過疎地の島を一人で訪島し、訪問診療に同行したり、そこに暮らす高齢者や家族と対峙し、生活や医療に対する悩みを直接聞いて薬剤師として何が出来るか考えてもらいました(写真4)。

瀬戸内海の塩飽諸島での訪問診療体験風景 瀬戸内海の塩飽諸島での訪問診療体験風景 瀬戸内海の塩飽諸島での訪問診療体験風景 瀬戸内海の塩飽諸島での訪問診療体験風景

写真4.瀬戸内海の塩飽諸島での訪問診療体験風景.

 また、新潟市で江戸時代から350年も続く漢方専門薬局で、現在では日本全国でも数えるほどしかない丸剤の自家調製を経験させて頂いたり、エキス剤よりも有効性が高い煎じ薬の調製上の欠点(匂いや時間)を克服するだけでなく僅か5分前後で有効成分を抽出できるIPCD法での煎薬の調製を体験させて頂いたり、漢方の四診を学ぶインターンシップを実施しています(写真5)。

新潟 漢方薬局での自家調剤実習の様子 新潟 漢方薬局での自家調剤実習の様子 新潟 漢方薬局での自家調剤実習の様子 新潟 漢方薬局での自家調剤実習の様子

写真5.新潟 漢方薬局での自家調剤実習の様子.

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