研究室

衛生代謝化学[受験生・一般の方向け]

こんなことを研究しています

私達が病気になった時に、クスリを投与されます。投与されたクスリは私達の体内で効果を発揮した後、形を変えて尿や胆汁中に排泄され体外へ出ていきます。クスリによっては、それ自身には効果がなく、生体内で形を変えて初めて効果を発揮するものもあります。この体内でクスリの形を変えるものが薬物代謝酵素です。

通常の人に比べて、遺伝的素因により薬物代謝酵素の能力がない人、低い人、あるいは逆に高い人がいて、これらの人達に医薬品を同じ量投与すると、効き過ぎて副作用が現れたり、逆に全く効果が現れないケースが起こります。これは薬物代謝酵素をコードする遺伝子自身、あるいはその発現を制御する仕組みに何らかの変化が起こり、薬物代謝酵素の機能が変化したものと考えられます。

当研究室では、薬物代謝酵素の遺伝子における変化と、発現する酵素タンパク質の機能の変化との関連性を明らかにすることを目的に、変異の起こっている人の薬物代謝酵素遺伝子を酵母細胞や昆虫細胞等に導入して酵素タンパク質を発現させ、その酵素機能を通常の酵素(野生型)と比較しています。また人と同じ霊長類に属するサル(カニクイザルやマーモセット等)に発現している相同酵素を、人の酵素の変異体と考えて、人とサルの酵素の性質を丹念に比較することにより、酵素機能の鍵を握るアミノ酸残基や部分構造の役割解明を目指しています。

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教員紹介

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成松 鎭雄
Shizuo NARIMATSU
専門分野 薬物代謝学

受験生、在学生にひとこと

研究は頭の体操と障害物競争をミックスしたようなもの。先ずしっかりと考え、それから走り出して障害物を乗り越え、結果が得られたらまたじっくりと考え、次の障害物に向かう。その障害が大きければ大きい程、乗り越えた時の嬉しさは大きいものです。私達と一緒に考え、一緒に走りませんか? 研究室のモットーは、Be careful and be prepared for new discovery !

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