日本薬学会第142年会・学生優秀発表賞

2022.04.25

令和4年3月25日-28日に、日本薬学会第142年会がオンラインで開催されました。薬学科6年(現・博士課程1年)の中尾新さん(生体物理化学分野)、博士後期課程2年(現・同3年)の高村祐太さん(合成医薬品開発学分野)、博士後期課程2年(現・同3年)の藤河香奈さん(薬効解析学分野)が口頭発表を行い、学生優秀発表賞を受賞しました。

発表演題:外向きプロトンポンプ型ロドプシンを用いた光アポトーシス誘導法の開発
発表者:中尾 , 小島 慧一, 須藤 雄気
概要:光受容タンパク質ロドプシンを利用したアポトーシス型光細胞死誘導法を開発した。

発表演題:レチノイドX受容体アゴニストNEt-3IBのプロセス合成法開発と結晶形の検討
発表者:高村 祐太, 森下 健一, 菊澤 翔太, 渡邉 将貴, 藤原 美智子, 太田 弘道, 加来田 博貴
概要:本学が開発を進めている腸炎治療薬候補NEt-3IBを題材に、環境的な大量合成法の確立と、製剤化で問題となりうる擬結晶多形を明らかにした。

発表演題:一酸化窒素による小胞体ストレス応答を介した神経細胞死惹起機構の解明
発表者:藤河 香奈, 伊藤 和,親泊 政一,上原 孝
概要:生体内ガス状分子である一酸化窒素によって引き起こされる神経細胞死の詳細な分子機構を明らかにした。

(掲載日:2022年4月25日)
(お問い合わせ:生体物理化学分野・須藤雄気, 合成医薬品開発学分野・加来田博貴、薬効解析学分野・上原孝)

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