亜鉛輸送体の機能や役割を解明するモデル細胞系を発見(Metallomicsに掲載)

2011.04.22

医薬品機能分析学分野の榎本秀一教授と徳島文理大学薬学部の姫野誠一郎教授らの研究グループの成果がMetallomics誌に受理されました(リンク)。

この研究では、生体におけるCd蓄積と毒性発現における種々の金属輸送体の生理機能を解明しようとするものであり、亜鉛輸送体の一つであるZIP8のCdとMn輸送メカニズムを解明するモデル細胞として、ラット好塩基球性白血病細胞のRBL-2H3が最適であることを発見しました。今後、このモデルにより様々な亜鉛輸送体の機能が明らかになっていくものと期待されます。

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