NPTホモログが小腸での薬物排出に関わっている事を発見しました(Am. J. Physiol.誌)

2012.04.09

博士前期課程学生(生体膜機能生化学)の外川らの研究成果がAm. J. Physiol.誌に掲載されました。

NPT1(SLC17A1)はアニオン性の薬物を排出するトランスポーターで、腎尿細管での尿酸排出に関わっている事が明らかにされています。外川らはそ のファミリーの一員であるNPTホモログ(SLC17A4)が小腸刷子縁膜に発現し、アニオン性の薬物を排出している事を発見しました。また、このトラン スポーターは痛風の原因となる尿酸を輸送する事から、尿酸排泄の新しいルートとしても重要です。

http://ajpcell.physiology.org/content/early/2012/03/23/ajpcell.00015.2012.reprint

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