細胞内相互作用ネットワークの再構築で明らかになったマウスES細胞の分化に重要なタンパク質間相互作用

2014.07.16

構造生物学分野の安井典久助教のシカゴ大学における研究成果が、米科学雑誌Molecular Cell誌に発表され、論文掲載号の表紙にも採用されました(同誌記事)。

細胞内のシグナル伝達は、巨大で複雑なタンパク質間相互作用ネットワークが形成されることで成り立ちます。今回、人工タンパク質の作製と、それを利用した新しい方法の開発により、マウスES細胞の原始内胚葉への分化の鍵となる一組のタンパク質間相互作用を、複雑なネットワークの中から見出すことに成功しました。

なお、本論文の解説記事が、生命科学分野の研究論文を紹介するサイト「ライフサイエンス新着論文レビュー」に掲載されています。

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