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博士後期課程1年生の松浦有希さんが優秀発表賞を受賞(日本薬学会第136年会)
2016.05.06
平成28年3月26~29日、日本薬学会第136年会がパシフィコ横浜で開催されました。
発表当時、博士前期課程2年の松浦有希さん(生体機能分析学)が口頭発表を行い、優秀発表賞(口頭発表の部)を受賞しました。
発表演題:アルツハイマー病モデルマウスにおける脳糖代謝能およびニコチン受容体密度の核医学的評価と認知機能低下の関連性の解明
発表者:松浦有希1、上田真史1、檜垣佑輔1、佐野紘平2,3、佐治英郎3、榎本秀一1,4 (1岡山大院医歯薬、2京大病院RI、3京大院薬、4理研CLST)
研究内容:
アルツハイマー病は認知機能が低下する疾患であり、症状の重篤度を客観的に把握することが治療上重要である。本研究では、ニコチン受容体結合放射性プローブを用いて、アルツハイマー病モデルマウスの認知機能低下とニコチン受容体密度の減少が同タイミングで起きていることを見出した。これにより、ニコチン受容体密度を測定することで、認知機能が客観的に評価できる可能性が示された。
学会HPのお知らせ
http://nenkai.pharm.or.jp/136/web/1_2_osirase.html
(掲載日:2016年5月6日)
(お問い合わせ:医薬品機能分析学分野 上田 真史)