教育

次世代の薬剤師を目指して(学生紹介)

百々 哲矢  町田 亜由美

百々 哲矢 環境衛生薬学

ある1 日のタイムスケジュール

9:00 学校登校 百々 哲矢
9:30-12:00 研究セミナー
12:00-13:30
 
昼休憩
13:30-16:30 卒業論文研究
16:30-18:00 片づけ、次の日の準備、結果の解析・まとめ、先生との討論
 
18:00 帰宅

Q:どんなことを研究しているのでしょうか?

A:私の研究テーマは「ビブリオ・ミミカスの環境分離株が持つプロテアーゼ様遺伝子の解析」です。ビブリオ・ミミカスは、食中毒菌の一つであり、腹痛、水様性下痢、嘔吐、発熱などの臨床症状を特徴とする急性腸炎を引き起こします。主要な毒素として下痢作用のある溶血毒素(赤血球を溶解する毒素)を産生していますが、その成熟化にはトリプシン様プロテアーゼが関与しています。しかし、そのプロテアーゼ遺伝子を保有していないにも関わらず急性腸炎を起こす菌があります。これらの菌には類似した遺伝子が存在します。この類似した遺伝子の機能解析を行うことで、ビブリオ・ミミカスによる急性腸炎の発症メカニズムの解明を目指しています。

Q:研究室における学びの良いところを教えてください。

百々 哲矢A:研究室では、学生の自主性・主体性を尊重してくれます。学生自身が、研究を進めていく上での方策や手法、問題点の抽出や解決方法について考え、それを基に先生と討議し、研究を進めていきます。このように、自分自身で考え、問題に向き合い、解決する力を身につけることが研究室での学びの良いところだと思います。また、私の研究室では留学生の受け入れが多く、またインドの研究所と連携しているので、グローバルな視点で物事を見たり、考えたりできるようになったことも良かったことの一つです。

Q:将来の夢を教えてください。

A:薬剤師として確かな知識と技術を身につけることはもちろんのことですが、私は何よりも、患者さんやその家族、他の薬剤師や医療スタッフから信頼され、慕われ、人とのつながりを大事にできる薬剤師になりたいです。

町田 亜由美 臨床薬剤学教室

ある1 日のタイムスケジュール

9:30 登校
 
町田 亜由美
10:00-12:00 実験開始
12:00-13:00 昼休憩
13:00-17:00 実験再開
17:00-18:00 データ収集・解析、論文読みなど
18:00 帰宅

Q:どんなことを研究しているのでしょうか?

A:私は「がん患者における化学療法とせん妄の関連性-術後せん妄との背景因子の比較-」というテーマで臨床研究を行っています。せん妄とは、一過性の認知変化を伴う意識障害であり、せん妄発症は治療の長期化、医療スタッフの疲弊、医療費の増大に繋がるとされています。私たちの研究室では、これまでに術後せん妄について、ハイリスク因子の同定やせん妄を予防するための「せん妄」対策チーム(D-mac)介入の有用性・介入条件についての検討を行ってきました。一方、ある種の薬剤もせん妄発現因子の一つと考えられており、近年、抗がん剤による化学療法後の認知機能障害が問題となっています。そこで私は、岡山大学病院において化学療法施行後にせん妄を発症した患者さんを対象に、せん妄発症の予測・予防に有用な因子の検討を行っています。

Q:研究室における学びのいいところを教えてください。

町田亜由美A臨床薬剤学教室は、岡山大学病院薬剤部に付属した研究室であるため、学生のうちから臨床の現場で実際に問題となっていることをテーマに、臨床研究・基礎研究に取り組むことが出来ます。薬剤師の先生方や他の医療従事者の方とも接する機会が多く、様々なアドバイスや貴重な意見をいただくことが出来ることも、この研究室の魅力です。また、学会発表や現場の先生方が来られる講演会などにも参加することができ、幅広い知識を得るだけでなく、薬剤師としての将来像を考えながら、勉強や研究に取り組むことが出来ます。

Q:将来の夢を教えてください。

A:薬剤師としての知識・スキル・倫理観を身につけ、チーム医療の一員として地域医療に
貢献していきたいです。また、患者さんに信頼され、安心感を与えられる薬剤師を目指したいです。

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