大学院

研究に邁進しています(学生紹介)

外川 奈津子    奥田 洸作

外川奈津子  生体膜機能生化学(D3)

1日のタイムスケジュール

7 : 00 起床、朝食など p1_2_03
9 : 00 研究室入室
9 : 00 – 10 : 00 実験準備、論文検索など
10 : 00 – 12 : 30 細胞培養
12 : 30 – 13 : 30 昼食
13 : 30 – 16 : 00 放射性物質を用いてタンパク質の活性測定
16 : 00 – 18 : 00 研究室セミナー
18 : 00 – 20 : 00 データ整理・実験計画
20 : 00 帰宅

昨年のスケジュール

  • 3月:ジャーナルセミナー
  • 4月:お花見・研究室対抗ソフトボール大会
  • 5月:リサーチセミナー 
  • 10月:ファーマバイオフォーラム(東北大学) これまでの研究成果を発表しました。人前で発表や議論をするとてもよい機会となりました。
  • 11月:直島ブレインストーミング 岡山大学の医歯薬学総合研究科の研究室が集まり、研究コラボレーションを目的とした勉強会がありました。自分と同じように日々研究に励んでいる人たちと話ができて、研究に対するモチベーションがさらに上がりました。
  • 12月:リサーチセミナー
     

Q:研究室の魅力を教えてください

A:私たちの研究室は皆実験が好きで、先生方の指導のもと日々熱心に研究活動に取り組んでいます。それぞれが個々にテーマをもって研究を進めていますが、頻繁にディスカッションし切磋琢磨しています。

Q:研究テーマの面白いところはどこでしょうか?

p1_2_04A:現在私が取り組んでいる研究テーマは、血小板におけるトランスポーターの機能解析です。血小板にはADPやATPなどのヌクレオチドが高濃度に蓄積されており、血液凝固の際にはこれらのヌクレオチドが開口放出され、凝固反応を促進するということは昔からよく知られている事実です。しかし、どのようにしてこれらのヌクレオチドが蓄積されるのかということは今までわかっていませんでした。研究を進めた結果、あるトランスポーターがこれらの蓄積に関与していることをつきとめました。血液凝固に関する疾患は数多く知られています。今回の発見は、新たな薬の開発につながると考えられ、今後研究をさらに進めていこうと考えています。

Q:将来の夢を教えてください

A:私は人の命を助けたいという思いで薬学部に入学しました。まだまだ知らないことがたくさんありますが、広い視野を持って多くのことを学び、研究を進めていきたいと思います。そして、将来自分の研究が人の命を助けることにつながることを目指してこれからも努力していきたいと考えています。

追記:外川さんが第一著者の論文がAm. J. Physiol.誌に掲載されました。ニュースはこちらです。(広報記)

 

奥田 洸作 薬効解析学(D1)

1日のタイムスケジュール

8:00 起床 奥田 洸作
8:50 研究室入室
9:00-12:00 実験(午前の部), 論文検索など
12:00-12:45 昼食
13:00-16:00 実験(午後の部)
16:00-17:00 細胞培養
17:00-18:00 教授とデータディスカッション
18:00-20:00 研究室セミナー
(論文紹介, 進捗状況発表)
20:00-21:00 データ整理, 実験計画
21:00 帰宅

昨年のスケジュール

  • 3月:高峰カンファレンス2014 in東京 日本を代表する分子生物学者の方々の公演を拝聴し, 世界に向けて情報を発信することの重要性を再認識する貴重な機会となりました. ちなみに会場で出された食事(特にカレー)が凄く美味しかったので来年もまた参加しようと心に誓いました.
  • 4月:お花見 お昼からお酒を嗜めるので個人的に1年間で一番好きな日です.
  • 5月:日本薬理学会年会in仙台 これまでの研究成果を発表しました. 多くの専門家たちの鋭い意見が飛び交う中, 置いて行かれまいと必死に食らいつきました. 衆人環視の中で自らの主張を的確に伝えることの難しさと知識不足を痛感しました. ちなみに本場の牛タンは最高でした.
  • 9月:研究室旅行in宮島
  • 10月:日本生化学会in京都 生物学を研究している者は誰もが憧れる大舞台. 来年こそは堂々と研究発表をして会場をどよめかせるぞと決心し, 研究に対するモチベーションが急上昇した4日間でした. ちなみに抹茶は苦手でしたが, 京都の抹茶は格別でした.
  • 11-12月:ひたすらに実験漬けの日々です. 常に実験や今後の予定について考えを巡らせて生活していたためか, この時期白髪が激増しました. しかし同時に「自分にとっての研究とは何か」を考える良い機会だったと今なら振り返ることができます.

Q:研究室の魅力を教えてください

A:私たちの研究室はメリハリのついた研究生活を過ごしています. 日々真剣に研究に取り組み, それぞれ出した研究結果について先生のご指導のもと頻繁に討論して質を高める努力をしています. 一方で, 息抜き代わりのレクリエーションも研究同様に全力で楽しむメンバーが集まっているので日々研究室生活に飽きません!

Q:研究テーマの面白いところはどこでしょうか?

奥田洸作A:私は「一酸化窒素(Nitric Oxide : NO)によるタンパク質修飾とその活性調節機構の解明」というテーマで研究を行っています. 皆さん馴染みはあまりないと思いますが, 実は気体分子であるNOは細胞内で酵素によって産生され, 血管拡張や細菌感染防御など様々な生命現象を司る重要なシグナル分子なのです. しかし, どのようにして多種多様な機能を発揮するかについてはまだまだ多くの謎が残されています. 私は, NOがタンパク質に結合しその機能を変化させる性質があることに興味を持ち, 新たなNO結合性タンパク質の発見に挑戦しています. また, NOは生体の恒常性を維持する一方で, 過剰に産生されると癌やアルツハイマー病の発症の一因にもなりうるため, 疾患の原因を探る手助けになるかも知れません. 私は今後こうしたNOを介した複雑な制御機構と疾患の因果関係を解明することで, 新たな治療薬の開発への方針を提案できると考えています.

Q:将来の夢を教えてください

A:私の夢は世界に有益な情報を発信する生物学者になることです. 単純に人間の複雑な生命活動の仕組みを解明するだけではなく, その研究成果を新薬開発に活かせるように広い視野を持つ研究者を理想像として持っています. これから博士後期課程でどんな興味深い研究成果が出るのか自分でもわくわくしています!

 

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